先日は箸づくりのイベントのお手伝い。子どもたちは慣れない手つきでカンナを使って箸材を削っていましたが、大人も同じ。しばらく使っていないカンナに戸惑いを覚えていましたね。
冶具を使った箸づくりは比較的に容易に作られるため、どこでも人気。削っていくうちに箸の先がどんどん細くなることにも感動してくれます。
そして、カンナで削ると当然カンナくずが出ます。単なるゴミですが、ヒノキのカンナくずはお風呂に入れて香りを楽しみながら入浴する方もいます。
今回の箸づくりでも、たくさんのカンナくずが出ましたが、床に落ちたカンナくずを拾い集めて遊ぶ子どもたちはお風呂とは全く無縁。
とにかく拾っては投げ、拾っては投げて、体はカンナくずだらけに。拾っている最中にテーブルに頭をぶつけ泣き出しそうになってお母さんのところに行くのですが、思い出したようにニッコリ笑顔でまたこちらに戻ってきて遊ぶ。
家でこんなことをしたら大目玉かもしれませんが、ここの会場なら何をして構いませんからね。(あとで掃除すればいいだけですから)
カンナくずを利用する
子どもにとっては無邪気に遊ぶことが利用なんでしょうね。大人の都合は子どもには関係ない。それをさせてあげるのが自分の目指す木育の姿の一部かもしれません
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