GWも終盤に差し掛かり、お休み疲れの方も多いのではないでしょうか。でも、逆にこの時期が稼ぎ時と働き詰めの方もいるのかな。どちらにして時間を上手く使いこなすことが必要なんでしょうね。
北海道のGWはまだ寒さも残ったりしているので、本当なら1か月先ぐらいに連休があるのが良いのでしょう。でも、雪解けは一気に進み、お山も春らしさが徐々に感じられるようになってきました。
冬の間眠っていたものが一斉にお目覚め。木々も草花も待ち受けていたかのように、花が咲き、葉を開いてきます。長かった眠りからの目覚めはこちらの気分も変えてくれますね。
毎年訪れる近郊の山。高山帯でしかお目にかかれないものもこちらでは標高の低いところでも見ることが出来ます
毎年の楽しみはこの花を見ること。自分にとっては春告げ花ですね。
シラネアオイは札幌の近郊の山でも見ることができます。
この花弁の大きさは目を引きますね。
この花に魅せられこの花だけは毎年必ず見ることにしています。もちろんこの花を見るだけでなく、他にも咲いている花はいっぱいありますから、そちらも併せてみますね。
数々のスミレ、そして歩道の一面に咲き誇るニリンソウも。
木々の葉に覆われる前の林内が明るいうちに色とりどりの花がいっぱい咲きますね。
面白いもので、先に咲く花、遅れて咲く花、様々な環境に応じて変わってくる。今咲いている花が終わりを告げても次に種類の違う花が咲いてきます。自然が多様かつ豊かであることの不思議さを改めて感謝したいものです。
森の中は草花だけでなく、木々の色も多様。花から咲き出すもの、葉の色も様々な色を醸し出しながら深い緑色へと変化していきます。
今は春紅葉が美しい。赤や黄、そして淡い緑色、白いキタコブシの花の色、エゾヤマザクラのピンク色など、近くだけでなく遠くから眺めても楽しめますね。
自分が好きなのはシウリザクラの開葉。この木が葉を開く時の彩りは何とも言えませんね。
山歩きは自分が木育を意識する前から行っている。山は自然の変化を見られる場所ですから、街中に出かけるよりも魅力的だと思っていますからね。
木育は木づかいが主体となって今は進んでいますが、果たしてそれが主体で良いのか。
本来は食育と同じく人の心を作っていくものだと思っています。
自然から学ぶこと、自然を愛する気持ち、そして、そこから得られる恵みを賢く使わせてもらう、それが木育の基本であると思います。木づかい運動をメインとする木育は本来の木育ではなく断片的なものでしょう。
木づかいばかり意識せず、人の心に浸透できる木育をこれからも続けていきたいものです。
自然の姿は美しいですよ、サクラばかりが春を告げるものではないですから。
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