木育に通じる言葉

先日まで林業女子会@京都のメンバー、林材ライターの方と一緒に「林業・木育北海道キャラバン」に同行し、様々な方にお会いしながら、さらに100㎞ウォークに挑戦。

100㎞ウォークは残念ながら完歩出来ず悔しい結果。来年リベンジかな。


その話はさておき、現在木育というものの捉え方がはっきりしていないまま、その言葉が使われている中で、むかわ町での意見交換会や林業女子会のメンバーとお話ししながら、「木育」という言葉が人を引き寄せるキーワードになっていることを感じました。

確かに今までは森林に親しんでもらおうなどの目的で「森林環境教育」なんて言う言葉を使っていましたが、一般の方にはお堅く感じられたかもしれません。

木育という言葉が人と人、人と木や森を繋ぎやすいキーワードになるのかと思います。


ただ、現状の木育はどうか。

人と人を繋ぐことばかり意識していないかということです。ネットワークを大きくしていくことは重要ですが、極端に言えば身内のネットワーク作りだけでは肝心要の木育の目的を見失ってしまうということになりかねないかということ。


先日、林材ライターの方が木育というものがわからない、一体それがどんな意味を持つのか全く明確になっていないという疑問を持たれているというお話があり、自分が解釈している木育の目的やねらい、そしてそれに対応してきたアイテムなどを紹介してみました。



そして、その方からのご返事はこちら。

まさに木育に通ずる言葉、木育の目的やねらいを理解してくれたと感じました。

これが40年も前に書かれていたことにも今さらながら驚きでした。


林業業界や木育に関わっている人は全国でも少数でありながら、身内でもまだ浸透していない「木育」の目的とそのねらい。

木育は教育の一環であると自分は理解しているが、一方では木材利用のPR、広報活動としか思っていない人たちも少なくない。


きちんと木育の目的を理解し、自分の立ち位置を見定めながら、木育を推進して欲しいと思っていますよ。


ようてい木育倶楽部

五感を使って、気付き、そして考える、豊かな人間性を育む「人づくり」、 森や木のことを学び、理解してもらいながら森林を維持する「社会づくり」を推し進めるのが木育の姿。 森や木を通して、持続可能な社会づくりに向けたお手伝いをすることが当倶楽部の仕事です。

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